フリーターの一人暮らしはきつい?おすすめできない3つの理由とは?
「憧れの街に住みたい」「自由に生活がしたい」「親元から離れて自立したい」などさまざまな理由から、一人暮らしがしたいと考えたことのある人は少なくないはずだ。

しかしフリーターという不安定な雇用で一人暮らしをすることは可能なのか、不安や疑問を抱くだろう。結論からいえばフリーターの一人暮らしは可能だ。だが生活が「きつい」とされる問題も多々あるのが現実である。

本記事ではフリーターが1人暮らしをする上できついとされる問題を紹介していく。ぜひ一人暮らしを考えているフリーターの方に参考にしてほしい。

フリーターの一人暮らしはきつい?できない?

フリーターという非正規雇用の立場でも、一人暮らしをすることはできるのだろうか。一人暮らしを経験したことのない人は特に様々なことを疑問に思うだろう。

特に気になるのは金銭面だ。今の収入でも本当に一人暮らしを始めることができるのか?これからかかる費用はどれくらいあるのか?一人暮らしを始める前に慎重に考えて準備をしていきたいところである。

フリーターでも大丈夫!一人暮らしはできる

フリーターでも一人暮らしはできる!

結論からいえばフリーターでも一人暮らしは「可能」だ。絶対に無理ということはないだろう。賃貸を探して契約し、引っ越したらあとは必要な生活費を稼いで暮らしていくだけだ。

しかしフリーターの一人暮らしはきついとされることが多い。何故生活がきついとされるのか?本当に必要な生活費を毎月稼げるのか?不安に思うことは多々あるだろう。焦らずにじっくりと考える必要がある。

一人暮らしをおすすめできない理由

ここではフリーターの一人暮らしをおすすめできない理由を3つ紹介していこう。

まずフリーターは非正規雇用であり、社会的信頼が低い。そのため不動産会社の入居審査に落ちてしまい賃貸契約ができない場合がある。せっかくいい条件の物件を見つけても入居できず、物件探しが難航する場合も考えられる。

次に雇用の不安定さだ。フリーターは突然仕事がなくなるリスクがある。正社員とは違い契約を更新してもらえない可能性や、アルバイト先に人を雇う余裕がなくなってくればシフトに入れてもらえなくなったりするだろう。そうなれば急に収入がなくなり、生活できなくなってしまう。

最後に収入面だ。フリーターは時給で働くことが多く、収入面でも不安定である。働いた時間分しか給料がもらえないので、たくさん稼ぐには長時間労働が必要となってくる。しかし1日は24時間しかなく、仕事をする時間に限りがあるのだ。なので収入にも限界があるといえる。

またシフトに入れてもらえなくなったりすれば収入が減ってしまう。けがや病気などで働けなくなった場合も収入がなくなりあっという間に生活がままならなくなってしまうだろう。収入がないなかで通院するのも出費が重なり、かなりの痛手になる。

これらの理由からフリーターの一人暮らしはおすすめできないと言えるだろう。

フリーターの一人暮らしはどうして生活が苦しい?

何故生活が苦しいのか。やはり一番の原因は「収入が不安定で低い」ことだと思われる。月々の生活がなんとかまわっていても、冠婚葬祭や入院など思わぬ出費が出て一気に赤字になることも考えられる。

収入を増やそうと長時間にわたって労働することで、心身ともに疲弊してしまうだろう。毎日の様に長時間の労働をし、帰ってきて家事をする。ゆっくりしたくてもなかなかできないのだ。だが疲れたからと外食ばかりしたり、休みを多く取ったりすると収入が減ってしまう。なのであまり休息をとることができないのもきついところである。

また風邪をひいて熱を出しただけでかなり追い込まれる可能性もある。フリーターには有給がないことがほとんどだろう。体調が悪くても場合によっては休めないかもしれない。休めば収入が減って生活が苦しくなる。そう考えると精神的にも苦しくなりそうだ。

さらにはフリーターには賞与や手当もないことが多い。こういった理由からフリーターの一人暮らしは生活が苦しいと考えられる。

フリーターの一人暮らしはきつい!必要な給料の手取りは?

フリーターの一人暮らしはきつい!必要な給料の手取りは?

フリーターの一人暮らしはきつく、特に金銭面での不安が大きい。しかし月々の収入によっては一人暮らしを始めることはできるだろう。ここからは一人暮らしのに必要な収入や、平均的な生活費を紹介しよう。一つの目安として参考にしてほしい。

一人暮らしの平均的な生活費

一人暮らし、いわゆる単身世帯のひと月当たりの生活費の平均は155,561円となっている。(出典元:家計調査報告書 家計収支編(2021年)
ここには家賃や食費、光熱費など毎月絶対に必要となってくる出費も含まれている。なので生活環境によって多少前後してくるだろう。都心や人気のある街は家賃も高くなっている。なので平均的な生活費を稼いだとしても足りずに赤字になってしまうことも。

そして他にも健康保険料や年金、貯金のことなどを考えると、平均より多くの収入が欲しいところである。

フリーターの平均収入

フリーターを含む非正規雇用の平均的な月収はおよそ20万円前後である。20代後半だけを見てみると、月収の平均は男性で約21万3000円、女性で約19万9000円だ。(出典元:厚生労働省|令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況(雇用形態別)

これはあくまでも額面上の金額であり、ここから税金や保険料が引かれていく。つまり手取りの金額はもっと低くなるということだ。一人暮らしのひと月当たりの平均的な生活費が15万円ほどなので、やはり一人暮らしの生活はギリギリできつい状況になってしまいそうだ。

田舎と都会では必要な収入が違う?

都会と田舎では必要な収入は違うの?

では住むところによって必要な収入は違ってくるのだろうか?
田舎と都会の一番の違いは家賃だと考える。同じような間取りの部屋でも都心と郊外では家賃が全然違う。家賃というのは毎月固定でかかるものなので、家賃の高い部屋に住めばそれだけ出費もかさむ。逆に家賃を抑えることができれば同じ収入でも余裕ができるだろう。

また田舎の方が比較的、野菜などの物価が安かったりする。自炊をするのであれば食費も抑えることができるのだ。
なので田舎よりも都会の方が収入が多くなければならないと言える。

しかし田舎は場所によって車が必須になる場合もある。ガソリン代や車の維持費、自動車税も負担しなければならないのでその場合は注意が必要だ。

フリーターでも一人暮らしがしたい!きつい生活を避けるためには?

フリーターでも一人暮らしがしたい!きつい生活を避けるためには?

これまでフリーターの一人暮らしをおすすめできない理由などを紹介してきた。しかしそれを踏まえたうえでも一人暮らしがしたいという人だっているだろう。多少生活が苦しくても自分は頑張れる!と覚悟をしていても、やはり少しでも負担を減らせるのであればその方が良い。では生活の負担を減らすためには何をしたらいいのか?また一人暮らしを始める前に必要になるお金は何があるのか?貯金はあった方が良いのか?これらについて考えていこう。

毎月の固定費を見直す

固定費を見直す

毎月の出費を減らすためにできることは何があるか。まず最初におすすめするのは固定費の見直しだ。固定費とは家賃や携帯やネットなどの通信費、光熱費などがある。毎月必ずかかる費用なので固定費を削減できれば大きな節約になるだろう。また「これは安くなったら買おう」などの我慢も必要ない。継続しつつストレスのなく節約できるとこも大きなポイントになる。

固定費の中でも一番見直ししやすく、簡単なのは携帯やインターネットなどの「通信費」だと考える。
携帯やスマホはたくさんプランがありややこしく面倒に思うかもしれない。その場合はとりあえず無駄なプランを契約していないか、ショップに行って見直すだけでも効果は出るだろう。その場で無駄なプランを外したりすることも可能だ。またお得な新プランが出ていたりもするので定期的に見直していくことをおすすめする。

また昨今は格安SIMも充実している。さまざまなキャリアが参戦しているので自分に合ったプランを選ぶこともできるはずだ。月額0円~!などのCMを目にしたことはないだろうか?場合によっては通信費をかなり削減することができるので要チェックだ。

光熱費なども会社によってお得なプランがあったりする。スマホと同じ会社で契約することでポイントがたくさんもらえたり、安くなったりする場合もあるだろう。さまざまな会社がたくさんのプランを出しているため面倒に思うかもしれないが、ここでしっかり節約することで毎月の出費が抑えられるのできちんと調べて見直したいところである。

初期費用や引っ越し代はいくらかかるのかチェック

一人暮らしを始めるにあたって、必ずかかってくる大きな出費が初期費用と引っ越し代金である。
一人暮らしの場合、荷物が少ないため運びやすいだろう。 場合によっては友人に手伝ってもらったり、自分で運び入れたりもできるので引っ越し費用はいくらか抑えることができる。

引っ越し業者に頼む場合、荷物の量や引っ越し時期によって価格が変わってくるので注意したい。引っ越し業者に頼む場合の平均費用は、繁忙期で5~7万円・通常期で3~5万円と言われている。引っ越しをする時期も考えて決めたいところだ。

次に初期費用だ。初期費用は敷金や礼金、仲介手数料などがある。敷金礼金はそれぞれ家賃1か月分、仲介手数料は0.5ヶ月分~1か月分が一般的だ。

・一人暮らしの場合(家賃7万円の想定)

敷金、礼金がそれぞれ家賃の1カ月分の物件に入居する場合、初期費用の相場は37.2万円になります。

ただ物件によっては敷金礼金がかからなかったり、家賃一か月分無料などもある。そのため契約する物件によって初期費用は変わってくるだろう。分割で支払いができる場合もある。

しかし40万円近くは初期費用としてかかると考えて用意しておくのがいいだろう。

フリーターの一人暮らし、貯金なしはきつい?無理?

一人暮らしを始めるための準備で貯金がなくなってしまった。そんなことも起こりうるかもしれない。しかし貯金のない状態で一人暮らしをスタートさせて本当に大丈夫だろうか? 引っ越しの準備などで休んでしまった、引っ越した先の新しいアルバイト先で働き始めるのが引っ越してから一週間後になったなどの場合は注意が必要だ。時給で働くフリーターは仕事を休んでしまった分、必然的に収入が落ちるからだ。

せっかく一人暮らしを始めたのに、スタートから生活が苦しいなんて状況になってしまう。それは避けたいところだと思う。 なのでやはり貯金はあった方が良いだろう。余裕を見て一か月分の生活費くらいは手元に残しておくことをおすすめする。

  • フリーターの一人暮らしは可能である
  • しかし雇用や収入が不安定で、収入も低いため生活が苦しくなるのでおすすめできない
  • それでも一人暮らしを始めたい場合は、固定費を見直したり、引越しに必要な費用を調べて事前にしっかりと準備することをおすすめする

フリーターの一人暮らしはきついと思うことも多々あるだろう。しかしせっかく新生活を始めるのであれば事前に準備をしっかりとして、楽しく新しい生活を過ごしてほしいと思う。