ゆるく働くことの3つのメリットとは？余裕のない毎日にさよなら！

残業が多くて自分の時間が持てない。毎日バタバタしている。このように日々忙しく生活を送っている人は多い。仕事が忙しいと自分の時間を持つことが難しく、私生活に余裕がなくなってくる。そのためゆるく働きたいと考える人も多くいるだろう。人生において働く年月は長い。ゆるく働くことで余裕が持てて、人生が豊かになるのなら最高である。

ではゆるく働くためにはどうしたらいいのだろうか。本記事ではゆるく働くメリットや、転職した方が良い環境などを紹介していこうと思う。ぜひゆるく働きたいと考えている人や、毎日忙しくて疲れている最後まで見て行ってほしい。少しでも参考になれば幸いだ。

働き方を変えてもこの仕事でゆるく働くのは無理

仕事が忙しすぎるがゆえに、ゆるく働きたいと思う人は多い。そんな時転職せずに、今の会社で働き方を変えてみようと考えることもあるだろう。だが今の職場を変えずして、ゆるく働く方向にチェンジすることはできるのだろうか？場合によっては叶うこともあるかもしれない。しかしできない場合の方が数多く存在する。ここからはゆるく働くことができない職場や仕事の特徴について紹介していこう。

ゆるく働くことができない仕事とは？

ゆるく働くことができないであろう仕事には特徴がいくつかある。もしこの条件に当てはまる人がいれば、今の環境でゆるく働くことは難しいのかもしれない。

まず1つ目の特徴として、単純に残業が多い会社で働いてる場合だ。もし自分だけがたくさん残業しているのであれば、自分の働き方に問題があると考えられるだろう。しかし会社のみんなが定時を過ぎても、当たり前の様に残って働いているのであれば原因はおそらく会社にある。自分自身の働き方を変えたところで、なかなか理想の様にゆるく働くことはできないだろう。

また人手が足りない職場にいる場合も、ゆるく働くのは難しい。人手が足りないということは、必然的に1人当たりの仕事量は増える。人手が足りなければ足りないほど、残業も多くなる。人によってキャパシティは違うが、たくさんの仕事を抱えている状態では何かとストレスも多く余裕もない。そんな中一人ゆるく働いていれば、まわりに迷惑をかけてしまう。人間関係も悪くなってしまう可能性も考えられるだろう。

他にも職場の人間関係が悪いと、ゆるく働くことはできない。ギスギスした雰囲気の職場では、そこにいるだけで気を使ってしまう。仕事の話をしようにも、緊張したりとスムーズにはいかないだろう。人間関係の悪い職場はストレスがたまる一方だ。仕事量に関係なく、ストレスが多い職場ではゆるく働くことは不可能である。

ゆるく働きたいのに働けないなら転職も必要かも

上記で紹介したように、どうしてもゆるく働くということができない職場も存在する。そのような職場で働いている場合、自分の働き方を変えたところで理想の働き方にはならないだろう。

また長年勤めた職場で、いきなり働き方を変えるというのも難しいかもしれない。今まで10やってた仕事が、いきなり7しかやらなくなったとしたら上司からの評価も悪くなる可能性がある。

なのでゆるく働きたいのであれば、転職することが必要になってくる場合もあるだろう。現在の職場で理想の働き方ができないのなら転職を考えてみるのも一つの手である。

職場環境はとても大切

職場環境は働く上でとても重要なことだ。特に人間関係は大切であり、人間関係が悪いと相当なストレスになりうる。エン転職が調査した「本当の退職理由」でも上位に人間関係が悪いとある。仕事量が多いことも、残業が多いこともストレスになる。どちらもきっと疲れる原因となるだろう。しかしそれは身体的な割合が大きく、職場環境が悪いと心身ともに疲れる要因となる。職場環境が自分に合っていることは、ゆるく働く上でとても大切なことだと言えるのではないだろうか。

ゆるく働く3つのメリットは？

仕事をする時間は人生のおよそ三分の一程度だと言われている。そう考えるとかなりの時間を労働に費やしているように感じる。一日の大半を仕事に割いているのであれば、できるだけ心身に負担のない状態で働きたいものだ。そのため自分にあった環境でゆるく働くことは、負担を減らすために必要なことなのかもしれない。ここからはゆるく働くことのメリットについて考えていこう。

メリット1：勤務時間が同じでも疲弊しない

例えば勤務時間が1日8時間だとしよう。同じ8時間勤務でも仕事の量に違いがあれば、疲労感にも違いが出てくる。同じ勤務時間に何個も仕事を詰め込めばやることが多くミスも増える。やることが多いと無意識に焦ったり、ミスをしてしまうものだ。そういったこともストレスに繋がり、疲れる原因になる。日々帰宅後はもう寝ることくらいしかできないといった生活では、休みを挟んでも疲労は取れない。

人によってキャパシティは違うが仕事は多いよりも、少ない方が余裕を持って取り組めるだろう。残業も少なくて済むかもしれない。ゆるく働くということを選択すれば、勤務時間が同じでもあまり疲弊しない。

メリット2：心に余裕が生まれる

毎日疲労困憊で、家に帰ったらすぐに眠りにつくような生活では心に余裕を持つことは難しい。心に余裕がないと仕事のことで頭が一杯だったりするだろう。他のことを考える余裕も、力もない。イライラすることも増え、人間関係などにも悪影響を与えることも考えられる。心に余裕がないと自分のことでいっぱいいっぱいになってしまうからだ。

しかしゆるく働くことで疲労することが減り、心に余裕を持つことができるだろう。仕事以外のことを考えたり、人にやさしくできたりできる。心に余裕を持つことはとてもメリットが大きい。

メリット3：生活を充実させられる

ゆるく働くことで疲労感が減り、心にも余裕が持てると紹介してきた。余裕が持てるようになると、仕事以外のことに時間や体力を割くことができるようになってくる。新しいことにチャレンジする気力が湧いてくるからだ。そのため私生活を充実させることが可能になる。

今まで仕事以外は余裕がなくて、趣味なんか持てなかったという人もいるだろう。余裕が生まれれば趣味に時間を使うこともできる。自炊や運動を始めて健康的な生活を送ることもできるようになるだろう。生活を充実させられるということは、ゆるく働くことの最大のメリットになりうるかもしれない。

ゆるく働くの「ゆるく」って何？

ゆるく働くの「ゆるく」とは、決して仕事をさぼることではない。出社して何もせずダラダラとすごすことは、当てはまらないので注意してほしい。ゆるく働くとは自分に合った仕事や、仕事量をこなすことだ。残業やノルマの少ない、余裕を持ってできる仕事量であれば、残業ばかりになることもないだろう。同じ勤務時間でも疲労感は少ない。疲労感が減れば余裕を持つことができ、私生活に余裕を持つことも可能になる。ゆるくとは自分に合った、余裕を持って生活できる量の仕事をする働き方である。

あくまでも「正社員」でゆるく働くことがおすすめ

ゆるく働きたいと考えた時に、今の職場ではどうしても叶わないこともある。なので転職を考えることもあるだろう。そんなとき派遣社員やパートなど、雇用形態を変えることも考えるかもしれない。たしかにパートやアルバイトであれば、毎日フルタイムで働く必要はない。ゆるく働くことは可能だろう。

しかしあくまでも「正社員」でゆるく働くことをおすすめしたい。正社員は雇用の期間に定めがなく、安定した状態で働ける。そのため給料も、毎月安定して入ってくる。他にもアルバイトや契約社員などと比べ、福利厚生がしっかり整っていたりと正社員でいることはメリットが多いのだ。雇用期間に定めがなく、安定して働けるという環境はゆるく働く上で大切なことである。

雇用形態を変えるとデメリットもある

ゆるく働くのであれば、正社員で働くことをおすすめすると紹介した。正社員でいることのメリットは多い。なので今正社員として働いていて、ゆるく働くために派遣社員やフリーターになろうとしている人は、少し思いとどまってほしいと思う。

以前にフリーターの一人暮らしはきつい？おすすめできない3つの理由とは？でも紹介したが、アルバイトなどで生計を立てるフリーターは特におすすめできない。雇用や収入が不安定なフリーターは、体力のある若いうちなら生活できるかもしれない。しかし正社員に比べると収入は低く、年齢を重ねるごとにその差は広がっていく傾向にある。せっかくゆるく働こうと転職したのに、収入が足りなくて働きづめになることも考えられるのだ。

他にも派遣社員などの非正規雇用だと、契約更新がなされなかったりすることもある。急に職を失うことが考えられる環境は、大きな不安となるだろう。なので雇用形態を変えることは、ゆるく働くには向いていないのである。