軟骨ピアスは就職に影響する?1つくらいなら大丈夫?

男女問わずピアスはファッションとして一般的になっている。学生でもピアスを開けているという人は多いが、高校ではピアスを禁止しているところも多く見受けられる。なので大学生になってからピアスを開けたという人も多いのではだろうか。ピアスを開ける場所としては、最も耳たぶが多い。他にもヘリックスやトラガスなど軟骨に開けるという人も多く、片耳に何か所も開けたという人もいるだろう。

ただここで気になるのが、軟骨ピアスの就職活動への影響だ。就活は大学3年生頃から始まるのが一般的で、就活に向けて準備することはたくさんある。身だしなみを整えることも重要なことだ。髪を暗くしたり、メイクを変えたりとする人も少なくない。しかしピアスホールは開けてしまえば跡が残り、消すことはなかなか難しいだろう。

本記事では軟骨ピアスが就職活動に与える影響について解説していきたいと思う。軟骨にピアスを開けたいけど、就職活動に影響するのか不安という人は最後まで目を通してみて欲しい。

軟骨ピアスが就職に与える影響とは?

軟骨ピアスが就職に与える影響とは?

ピアスをしている人はたくさんいるが、耳たぶではなく軟骨となると少し印象は変わってくる。若い世代にはメジャーでも、年配になるほど馴染みがないことが多い。ピアスが開いていようが気にしない人もいれば、気にする人もいるだろう。また男女でも軟骨ピアスに対するイメージは違うかもしれない。

しかし実際に軟骨にピアスホールがあいていることで、就職に大きく影響することは少なくなってきているのではないだろうか。

就活でピアスを着用するのはマナー違反?

就職活動中にピアスを着用するのは、マナー違反になる。またピアスだけでなく、アクセサリー類は着用しないのが基本だ。腕時計であっても文字盤だけのシンプルなものが望ましい。就職活動中はおしゃれをする必要は全くない。ピアスは場所に関わらず外しておこう。社会に出るためにTPOはきちんと守ることが大切だ。

面接時は基本的にNG

今は対面だけでなくオンライン説明会などもあり、相手からこちら側が見えていない場合もある。そういった場合は、ピアスなどはあまり気にする必要はないかもしれない。場所も服装も自由だろう。

しかし就職の採用面接はオンラインであっても、対面であっても面接官と顔を合わせることになる。なので身だしなみには十分に注意したい。髪の毛で隠れると思っても、ふとした時に見えてしまう可能性も考えられる。なので面接時は軟骨に限らずピアスやアクセサリー類はNGである。すべて外しておくのが無難であり、就職活動におけるマナーだ。

また面接会場に着く前に外し忘れたりしていないか、きちんと確認しておくことをおすすめする。

企業によってはOKの場合も

これまで面接など就職活動中に軟骨ピアスはNGであり、外しておくのが無難だと紹介してきた。しかし企業によってはOKとされている場合もあるのだ。

特にアパレルや美容系の企業では、企業によって異なるが軟骨ピアスを着用しても大丈夫とされていることがある。アパレル企業は着こなしやオシャレさ、その人の個性などを重要視することが多いからだ。面接時の服装も自由であることが多い。

ただいくら軟骨ピアスに寛容であっても、何個もついているのはあまり良い印象は与えないのではないだろうか。軟骨ピアスを着用していく場合は、1つくらいにとどめておくことをおすすめする。

またアクセサリーや軟骨ピアスに寛容な企業かどうかわからない場合は、外していくのが無難である。

軟骨ピアスが開いていると就職は不利になる?

軟骨ピアスが開いていると就職は不利になる?

オシャレの一環として軟骨にピアスを開ける人は少なくない。なので軟骨ピアスが開いているからといって、必ずしも就職が不利になることはないだろう。しかし開いているピアスホールの数や、位置などによっては悪目立ちしてしまうことも考えられる。その場合は開いていない人に比べ、マイナスな印象を与えることになってしまう可能性もあるかもしれない。

ピアスホールが目立つ耳は要注意

面接や説明会などの場では軟骨ピアスなど、アクセサリー類は外していくのがマナーだ。軟骨もピアスを外してしまえば、つけている時に比べてピアスホールも目立ちにくい。しかし耳の形は人それぞれで、正面から見た時に耳がはっきりと見える形の人もいる。その場合ピアスを外したとしてもピアスホールが目立つだろう。開ける位置によっても、ピアスホールがはっきり見えることがある。

また1つ2つであれば目立たなくとも、色々なところにたくさん開いていれば目立ってしまう。ピアスホールが目立つと感じた場合は、隠したり目立たなくする必要性があるかもしれない。

男女でピアスの与える印象は違う

男女問わず、軟骨ピアスはファッションの一部として浸透している。しかし男女でピアスが与える印象は違うのである。結論から言えば、女性の方が比較的寛容にみられやすい。

男性が軟骨ピアスを開けていると「遊んでいそう」や「だらしなく見える」といったイメージを持たれることがある。これはとても酷な評価だが、まだ女性に比べて男性の軟骨ピアスへのイメージは良くないと言えるだろう。

また男性は髪の毛で隠すといったことも難しい。なので目立つ場合はピアスホールを隠すのが望ましいのではないだろうか。これから開けようと考えているのであれば、一度就職したい職種は、軟骨にピアスが開いていても問題はないか考える必要がありそうだ。

ピアスホールを隠す方法は?

ピアスホールを隠す方法は?

ピアスホールを隠す方法はいくつかある。ファンデーションやコンシーラーといった化粧品を使う方法や、絆創膏や肌色のテープを貼る方法が簡単かつ手軽にできるだろう。

ピアスホールは黒っぽく見え、肌色とのコントラストで目立ってしまう。なのでファンデーションなどを塗る方法は、色を整えるためにはいいかもしれない。しかしピアスホールは穴であり、凹凸があるのであまり効果がでないことが多い。

おすすめしたいのは、絆創膏や医療用の肌色テープを貼る方法だ。耳に近い色を貼れば、テープも穴の凹凸も目立ちにくい。多少であれば、耳を触ってしまっても取れることもないだろう。ファンデーションなどに比べ汗で落ちる可能性も低い。ピアスホールがちゃんと隠れているか心配なあまり、面接の受け答えがおろそかになることは避けたい。なのでしっかりと貼り付けることのできる、テープ類が良いのではないだろうかと考える。

軟骨ピアスが就職に影響する可能性はあるので要注意

軟骨ピアスもファッションとしてメジャーになってきた。若い世代では一般的になり、世間の目も寛容である。しかしその数や開ける位置によっては、悪目立ちすることも考えられる。1つくらいであれば問題はなくとも、何個も開いていればより目立つ。その場合、軟骨ピアスが就職に影響する可能性も十分に考えられるだろう。特に銀行や公務員など、硬派な印象のある職業では、ピアスホールもマイナスになりかねない。これから軟骨にピアスを開けようと考えている人は、就職活動について考えてから決めた方がいいかもしれない。

面接や説明会はアクセサリーを外そう

何度も言うが、面接や説明会などではアクセサリーは外すのが常識だ。服や髪で見えないからといって、外さずに面接や説明会へ行くのはやめておこう。ふとした拍子に見えてしまい、面接官に対して悪印象を与えてしまう事態は避けたいからだ。面接や説明会は初めて企業側の人間と対面する機会だろう。オフィシャルな場であり、おしゃれをする必要は基本的にはない。アクセサリー類はいかなる場合も着用はしないことが、マナーであり常識である。

オンラインならピアスホールは目立ちにくい

対面での面接ではピアスホールが悪目立ちしないか心配、わからないといったときにおすすめなのが「オンライン」である。スマホやPCの画面を通して行われる。そのため少し鮮明さに欠けるのだ。なので対面よりもピアスホールが目立ちにくいのである。

すでに軟骨ピアスをいくつも開けている、という人もいるだろう。過去に軟骨ピアスを開けて後々困る、といったことは十分に考えられる。昨今、就職面接や説明会もオンラインで行う場合も増えてきた。なのでどうしてもピアスホールが目立たないか心配ということであれば、面接などをオンラインで実施している企業を選ぶのも1つの手段だ。

軟骨にピアスがあっても就職はできる

これまで軟骨ピアスが就職活動に影響する可能性はあると紹介してきた。しかし開けてしまったからといって、必ずしも就職に影響があるということではない。アパレルや美容関係などは比較的寛容な企業も多く、希望する就職先によっては全く問題にはならないだろう。最近ではファッションとしてメジャーになってきたので、あまり過剰に気にする必要はない。ただあまりにもピアスホールがたくさん開いているなど目立つ場合は、隠す処置を施すのがいいだろう。

また日本では気になるピアスホールも海外では全く問題にならないことが多い。アメリカで働く手段を解説!英語が話せない人物でも就ける5つの仕事とは?でも紹介したように、もしピアスが気になるならアメリカなど。海外で就職するというのも1つの手だ。

  • 軟骨ピアスが就職に影響する可能性はあるが、1~2つ程度であれば問題はない
  • 面接など就職活動の場では、軟骨ピアスを外すのがマナー
  • ピアスホールが目立つ場合は、隠す処置もおすすめ!
  • 軟骨ピアスを開けるときは就職活動期間を避けて開けよう

軟骨にピアスを付けることはおしゃれで、開けたいと思う気持ちはわかる。かと言って、何も考えずたくさん開けてしまうと後々困ることも考えられるだろう。軟骨にピアスを開ける場合は、就職も考え慎重に決めた方が良いかもしれない。

そして一番避けて欲しいのは、就職活動中に軟骨ピアスを開けることだ。耳たぶなどに比べ、軟骨はピアスホールが安定しにくい。ファーストピアスをつけたり外したりするのも、膿んだり出血したりとリスクがあるだろう。もし軟骨にピアスを開けたいのであれば、就職活動が終わった後をおすすめする。もし軟骨にピアスを開けようか迷っている人に、本記事が少しでも参考になれば幸いだ。