
就職エージェントは専任のキャリアアドバイザーによる支援を受けられるサービスで、就職活動の悩みを相談したり自己分析・業界研究を手伝ってくれる点が特徴的だ。マンツーマンで求職者を支えてくれるだけでなく、自分の希望条件に合った企業の求人を紹介してくれるメリットもあるので、就活を効率的に進めたい人にオススメのサービスとして知られている。しかし、中には「はじめて利用した就職エージェントの求人がブラックばかりだった」「他にたくさん求人はあるはずなのにブラックばかり紹介してくるせいで全く就活の役に立たない」という声もインターネット上で確認されており、就職エージェントを不安視している人も多いのではないだろうか。本記事では、悪質な就職エージェントを見分けるポイントを詳しく解説している。求人でブラックばかり紹介する就職エージェントを利用しないためにも、今後サービスの利用を検討している人はぜひ下記の項目に目を通していただければ幸いだ。
就職エージェントはブラックばかり?ブラック特有の5つの特徴は?

希望の条件に合う求人を探しているにも関わらず、ブラック案件ばかり紹介する就職エージェントは求職者にとって大きなタイムロスに繋がってしまう。悪質なサービスを利用しないために、ブラックな就職エージェント特有のポイントについて言及する。悪質なエージェントの主な特徴は下記の5点だ。
- 小規模のエージェント
- 採用ノルマがシビア
- 利用者に向けた助言が最小限でカウンセリングもしない
- 入社祝い金支給や高年収など好条件の求人を紹介してくる
- 自分の希望する会社・業界とキャリアが分不相応な場合も
それぞれの特徴について、下記の項目ではわかりやすく解説している。ブラックばかり紹介する就職エージェントの特徴を知るために、早速目を通して理解を深めていこう。
その1:小規模のエージェント
利用者に紹介する求人がブラックばかり、という特徴を持つ就職エージェントは小規模の会社がサービスを提供している傾向にある。大手の会社は予算が多く、利用者に向けて様々なサービスを実施してくれるのが特徴だ。反対に予算が少ない場合、人件費などコストがカツカツな状態でエージェントを運営しなければならないため、企業の紹介料目当てに利用者の就活を早めに終わらせようとする。つまり、結果的にオワハラに繋がる可能性が高いのだ。特定の企業に求職者を送り込むことで手っ取り早く利益を得るのが目的で、利用者の就職活動に対するサポートは不充分になってしまう恐れがある。中小の就職エージェントの中にも良いサービスを提供する事業者はあるかもしれない。しかし、ブラックばかり紹介する就職エージェントに当たらないためにはなるべく大手のサービスを利用するべきではないだろうか。
その2:採用ノルマがシビア
転職エージェントで働いているキャリアアドバイザーには一定の採用ノルマが課せられている。先の項目でも言及したように、企業の紹介料を得るために利用者が早めに就職できるようにサポートする必要があるのだ。特定の企業に無事就職できれば、紹介料はそのままエージェント側に渡される。そのため、エージェント側はより多く利益を上げるために厳しいノルマを設けている場合もあるようだ。担当者は会社の売上に貢献しなければならないので、利用者の就職を急かしてしまう。結果としてエージェント側の催促が多くなったり、人手不足が続いているブラック企業の求人を商会することで早めに就職させようとするようだ。要はオワハラである。もしオワハラされるようなことがあれば、その就職エージェントとは距離を置くべきだ。
その3:利用者に向けた助言が最小限でカウンセリングもしない

通常、就職エージェントはカウンセリングを通して利用者の就活事情や希望する企業の条件を把握した上で就職活動を支えている。マンツーマンで向き合うことで、利用者の悩みに寄り添いながら自己分析や業界研究などをサポートするのだ。しかし、紹介する求人がブラックばかりの就職エージェントは利用者を軽視する傾向にある。なるべく最小限のアドバイスで、それも手間をかけずに就活を終えてもらおうと考えているのだ。利用者が求人を紹介した企業に入社すれば、エージェント側は紹介料を得ることができる。先の項目でも言及したように、こうした就職エージェントは労力をかけずに利益を得るのが目的だ。基本はエージェント側が「利用者の希望を知った上で求人を紹介したい」と考えてカウンセリングを提案するため、そうでないサービスは信用できない。有用なアドバイスをしてくれない時は、別の就職エージェントを活用してみてはいかがだろうか。
その4:入社祝い金支給や高年収など好条件の求人を紹介してくる

紹介する求人がブラックばかりな就職エージェントの特徴には「入社祝い金支給や高年収など好条件の求人を紹介してくる」というケースも存在している。一見問題ないように見えるため記事に目を通している人の中には疑問に思っている人も多いのではないだろうか。しかし、それこそが悪質な就職エージェントのねらいなのだ。最初に好条件の求人を紹介して求職者に興味を持ってもらい、その企業のブラックな面に一歳触れることなく就職を勧めようとするのである。また、人手不足で未経験者を歓迎している求人にも注意が必要だ。近年は業界全体で人手不足が続いていること自体は事実だが、就職した従業員がすぐに逃げ出すレベルのブラック企業がまぎれ込んでいる恐れもある。ブラック企業は最初に好条件の求人情報で求職者を呼び込み、後になって劣悪な労働時間や年間所定休日日数を提示することが大半だ。悪質な就職エージェントの場合、そうした一面を知った上でブラックばかり押し付けようとするため、やけに好条件の求人情報を紹介してくる際は注意が必要になるのではないだろうか。
その5:自分の希望する会社・業界とキャリアが分不相応な場合も
ブラックばかり紹介する就職エージェントの中には、実はエージェント側ではなく利用者が問題を抱えているケースもある。とりわけ希望する会社・業界と自分のキャリアが分不相応な場合、就職エージェントは利用者に紹介する求人情報を決めかねてしまう。ひとまず無難な求人を選ぼうとした結果、知らず知らずのうちにブラック企業を紹介してしまうパターンもあるようだ。とはいえ、大抵の就職エージェントはそうなる前に自己分析のサポートを徹底する。マンツーマンで利用者に向き合い、希望する業界や適性・経歴をヒアリングした上で利用者に向いている企業を紹介するのだ。自分の希望をハッキリ伝えることで、両者の見解が一致してエージェント側も就活のアドバイスがしやすくなる。自分の意見を伝えなかったり、就職エージェントに判断を委ねるのは非常に危険だ。なるべくいい会社に就職するために、意見は積極的に伝えるべきなのではないだろうか。
就職エージェントはブラックばかり?ブラック企業だった時の対処法は?

就活エージェントの紹介する求人がブラックばかりだったと判明した時、どのように対処すれば良いのか悩む人も多いかもしれない。以降の項目では、その対処法をわかりやすく解説している。ぜひ参考にしてほしい。
自分の希望に合わない求人を紹介された時はハッキリと断るべき
ブラックばかり紹介する就職エージェントはもちろん、自分の希望に合わない求人しか紹介されないと感じた時は提案をハッキリ断る態度を見せることが大切だ。悪質な就職エージェントはアドバイスと称して考えを押し付けるのが決まりのパターンのため、消極的な態度のままでいると相手側にとって都合のいい展開に追いやられてしまう。内心「この企業の求人は選びたくない」「別の会社を紹介してほしい」と思った際は、心の中に留めず担当者に向けて意見をハッキリ伝えよう。就職エージェントに限らず、自分の意見は口に出さなければ伝わることはない。断ることで態度が露骨に悪くなる可能性もあるが、そういう時は就職エージェントの利用をやめるのも手だ。悪質なエージェントのオワハラを真に受ける必要はない。きっぱりと断る勇気を持とう。それでも怖いと思った時は就職エージェントとの連絡を断つ選択肢もあるため、どうしても利用をやめたい場合は電話番号を着信拒否に設定したり、メールアドレスの受信設定を変更するなど自分の思うままに行動してみてはいかがだろうか。
評判のいい就職エージェントの活用に切り替えるのも手段の一つ
ブラックばかり紹介する就職エージェントに嫌気がさした時、そのまま別のエージェントに頼ることなく自力で就活を再開しても「中々いい条件の求人が見つからない……」と悩んでしまうこともあるのではないだろうか。誰の手も借りずに働き口を探す場合、今度はキャリアアドバイザーの不在がネックになる。そのため限界を感じた時は評判のいい就職エージェントの活用に切り替えるのも手段の一つだ。何も就職エージェント全体でブラックばかりを紹介されるわけではないので、インターネット上で事前に口コミや評判をチェックして利用するサービスを選んでみてはいかがだろうか。当サイトでは複数の記事で就職支援サービスについて取り上げている。興味のある人は、ぜひ他の記事の内容も参考にしていただければ幸いだ。
就職エージェントの求人がブラックばかりの時は現状を見直そう

就職エージェントで紹介される求人がブラックばかりの時は、一度自分の現状を見つめ直してみてはいかがだろうか。就職エージェント側に問題がある場合はもちろん、中には本記事でも言及したように希望する業界と自分の適性が噛み合っていないという可能性もあるはずだ。まずは就職活動について振り返り、職業適性や取得した資格、キャリアに合った業界を再検討してみてほしい。近年は様々なサービスをインターネット上で利用できるので、適職診断を筆頭とする無料ツールを自分の適職探しに組み込むことも可能なのではないだろうか。紹介される求人がブラックばかりの時こそ自分で行動することが大切だ。ブラックばかりの企業でも落ち込むことなく別の手段を探してみよう。あなたにピッタリとまではいかずとも、ある程度のホワイト企業を見つけることは可能だろう。






