カインズホームは、日本を中心に展開しているホームセンターのチェーン店である。
品質の良い商品をお手頃な価格で提供し、幅広いニーズに対応していて、日頃からよく利用しているという方も多いだろう。
今回は、カインズホームでパート面接が不採用になる理由3選!面接でよく聞かれる質問や仕事の評判について解説する。
もしカインズホームでのパートに興味のある方、これから面接を受けるという方は、内容を参考に対策を立てよう。
カインズホームでパート不採用になる理由3選
まずこの章では、カインズホームのパート不採用になるよくある理由3選を詳しく紹介する。
- 理由1:シフトの条件が合わなかった
- 理由2:受け答えやマナーに問題があった
- 理由3:経験やスキルが不足していた
シフトの条件が合わないとは、お店側は休日の人手が欲しいのに、応募者は平日のみの勤務を希望している場合などである。受け答えやマナーは、面接を受ける前に対策ができるので、これが理由でカインズホームのパート不採用になるのは非常にもったいない。
3つ目の経験やスキル不足は、自分ではどうにもならないので、それ以外の長所で面接官にアピールする必要がある。これらに関して詳しく見ていこう。
理由1:シフトの条件が合わなかった
カインズホームのパートの面接では、お店とのシフトの条件が合わないと不採用になる場合が多い。大まかな募集時間は求人票に書かれている場合が多いが、応募者と店舗間で認識の違いがあったり、求人票には書かれていない成約があったりする場合が多い。
シフトの条件が合わないという理由でパート不採用になった場合は、自分ではどうにもならないことのほうが多いので、落ち込みすぎず新しいパート先を探そう。
また、自分のシフト希望にもう少し融通を持たせられないか考えてみるのも一つの方法である。このようにして、不採用になる原因をなるべく減らし、自分の条件に合った職場を見つけよう。
理由2:受け答えやマナーに問題があった
カインズホームのパートの面接では、質問に対する受け答えやマナーに問題があると判断されると不採用になる可能性が高い。
これが理由でパート不採用になってしまうのは、非常にもったいない。このようにならないために、気をつけるべきことを下記にまとめた。
- 清潔感のある身だしなみ
- 丁寧な言葉遣い
- 挨拶をする
- 明るい態度や表情
- 履歴書を持参する
- 遅刻をしない
理由3:経験やスキルが不足していた
カインズホームのパートの面接では、店舗で接客経験のある場合や商品取り扱い経験のあるスタッフのほうが優遇される場合がある。
その場合は、経験やスキルが不足していると不採用になることもある。経験不足は、自分ではどうにもならないため、他の部分でアピールポイントがないか考えよう。
例えば、仕事への積極性・真面目さ・コミュニケーションスキルなど他にもカインズホームの仕事で必要になる要素はたくさんある。そのような自分の長所をアピールすることで、パート採用してもらいやすくなるだろう。
カインズホームのパートで不採用にならない質問への答え方4選
この章では、カインズホームのパートの面接で不採用にならないための質問の答え方を紹介する。ここで紹介するよくある質問は下記の5つである。
- 答え方1:志望動機
- 答え方2:以前までの職歴
- 答え方3:希望の勤務時間
- 答え方4:土日祝は出勤可能か
これらの質問に対して、不採用にならないための答え方のポイントと具体例の2つの観点で解説していくので、参考にしてみよう。
答え方1:志望動機
面接官「どうしてカインズホームのパートに応募しようと思ったのですか?」
答え方①「何度も店舗を利用させていただくなかで、店舗スタッフの温かい気遣いに惹かれていました。この度、こちらの店舗での求人を見つけ、自宅からのアクセスも良かったため応募させていただきました。」
答え方②「応募のきっかけは、子供の入学がきっかけです。午前中からお昼過ぎ頃までの時間に余裕を持てるようになったので、こちらのお店で働こうと思いました。以前にカフェでのアルバイト経験があり、そこで培った接客の経験が活かせたらと考えております。」
カインズホームのパート面接では、初めに志望動機を聞かれることが多い。この質問の答え方のポイントとして、答え方①は、「店舗の魅力的な面を伝えつつ、具体的な応募までの理由を述べること。」②は「明確な志望動機と、自分の長所・経験・職歴などを伝えること。」である。
店舗の魅力を伝えられることは、お店にとって非常に嬉しいものだ。また、②で働こうと思った明確な理由や職歴について話すことで、不採用になりにくい。
このように、カインズホームのパートで不採用にならないためには、店舗の魅力・自分の魅力・どのように自分が役に立てるかなどを伝えるのが良いだろう。
答え方2:以前までの職歴
面接官「これまでの職歴を教えてください。」
答え方①「4年間勤めていた介護施設を出産を期に退職しました。これからは、今までの経験を生かして丁寧な接客・柔軟な対応などでお店に貢献していきたいと考えております。また、初めて学ぶことも多くあるので、覚えたことを素直に受け入れていきたいです。」
答え方②「今までに、飲食店やスーパーでパートの経験があります。ホームセンターでの仕事は始めてになりますが、今までの経験を生かして笑顔でお客様に対応していきたいと思います。」
職歴を伝える場面では、どのような仕事をしていたのかに加えて、どうして退職したのかという理由を伝えよう。面接官としては、短期間で前職を退職している場合にその理由が気になる事があるからだ。
退職理由を伝えるポイントとしては、前職の不満・待遇の悪さなどは言わずに、家庭の事情などで辞めざる負えなかったと伝えるほうが不採用になりにくい。
また、前職の経験で学んだことを具体的に伝えられると、カインズホームでもその経験をどのように活かせるのかが明確になる。このようなことを踏まえて、簡潔に職歴や退職理由が伝えられれば不採用になりにくくなるだろう。
答え方3:希望の勤務時間
面接官「希望の勤務時間を教えてください。」
答え方「子供が小学校に行っている平日の10時~14時頃の勤務を希望します。また、土日は夫の仕事が休みになるので相談しつつ、勤務が可能な日もあります。」
カインズホームでの希望勤務時間の伝え方のポイントとして、自分の希望する曜日と時間帯を明確に伝え、納得のいく理由も一緒に話すことだ。「子供の帰りに合わせたい」「土日は家庭の状況による」など、面接官に事情を理解してもらいやすくなるので、それだけで不採用にはなりにくくなるだろう。
答え方4:土日祝は出勤可能か
面接官「土日や祝日の出勤や急なシフト変更には対応できますか?」
答え方「両親も近くに住んでいるので、協力を得ながら可能な限り対応できたらと思っています。」
カインズホームでの平日勤務を希望する場合は、土日祝の毎週の勤務は難しいことを伝えたうえで、家族の協力も得ながら可能な限り対応するということを伝えよう。
一番良くないのが、「土日祝・急な変更は対応できません。」とはっきり伝えてしまうことだ。なるべくお店の都合に歩み寄る姿勢を見せたほうが、採用されやすくなるためだ。
自分の希望はきちんと伝えたうえで、なるべくお店の都合に合わせるといった歩み寄りの姿勢を心がけることで不採用になりにくくなるだろう。
カインズホームのパート面接や仕事の口コミ・評判4選
カインズホームのパートの面接に受かった後はどのような仕事を任せられるのか、お給料や手当など、実際のところどのように言われているのか気になるだろう。
この章では、カインズホームのパート面接のことや仕事内容について、実際に経験した人の声をまとめた。
- 評判1:時給は店舗によって異なる
- 評判2:パートから正社員になれる
- 評判3:ボーナスや福利厚生も充実している
- 評判4:面接の筆記試験で3桁の計算問題が出される
これらについて詳しく見ていこう。
評判1:時給は店舗によって異なる
カインズホームのパートの時給は店舗によって異なる場合が多い。また、17時以降・土・日・祝日は通常より時給100円アップとなっている。
このように、時給は店舗や時間帯によって大きく異なるため、面接時に確認する必要がある。
評判2:パートから正社員になれる
カインズホームでは、面接で不採用にならず、パートで経験を積んで正社員スタッフになれる制度があるのはご存知だろうか。
■マスター社員制度について
2007年に導入。パートスタッフの経験や実績に応じてグレードを設定し、その最上位である「マスター社員」の経験を2年以上積むと、人事部からの選抜を経て正社員登用試験を受験できる制度。
これまで10名の正社員が誕生しており、正社員候補のマスター社員は322名在籍しています。
このマスター社員制度によって、ライフスタイルによって柔軟な働き方が必要になるパート社員のキャリアアップを支援しているのである。
この制度によって、子供が小さい頃はパートで働き、子供が大きくなってからでも正社員を目指せるようになっているためカインズホームは子育てとの両立をしたい主婦にとって人気のパート先となっているのだ。
評判3:ボーナスや福利厚生も充実している
カインズホームは、子育てと仕事の両立をしたい女性のキャリア支援に力を入れているため、パート社員への福利厚生も充実している場合が多い。
そのため、子供がいて勤務できる時間に制限があったとしてもそれが理由で不採用になることは、他のパート先に比べれば少ないだろう。
まず、通勤手段に関してはほとんどの店舗に無料駐車場があるので、自動車やバイクの通勤も可能になっている。交通費に関しては店舗によって異なるため、面接時に確認する必要がある。
昇給・賞与に関しては、6時間・7時間契約の方が対象で、業績によって異なるが年2回(6月・12月)支給されることになっている。また、社会・雇用保険への加入も条件を満たしていれば可能で、有給休暇・育児休暇・産前産後休暇の取得も可能。
このように、カインズホームのパートは頑張ったら頑張った分だけ賞与がもらえたり、家庭の事情に合わせて休暇も取りやすくなっているため、福利厚生は充実していると言えるだろう。
評判4:面接の筆記試験で3桁の計算問題が出題される
カインズホームのパート面接の筆記試験では、暗算と電卓を使った計算問題や、緑のパズルとビーズ通しの試験が行われる場合がある。
多くて3桁になる計算問題は、それほど合否には関係しないようだが、適正検査のような意味合いがあるため、計算やパズルが得意な人は不採用になりにくいだろう。
それほど難しい問題は出題されないようなので、特別に面接に向けた勉強をしておく必要はないだろう。しかし、試験があることを知らずにいきなり行われると緊張してしまうため、試験があるかもしれないということを知っておくだけでも、いくらか安心して挑めるだろう。
カインズホームのパート面接で不採用にならないためには?
ここまでカインズホームのパート面接が不採用になる理由3つや、面接でよく聞かれる質問、仕事の評判について解説してきた。最後に記事の要点をまとめよう。
カインズホームのパート不採用になる理由3つ
- 理由1:シフトの条件が合わなかった
- 理由2:受け答えやマナーに問題があった
- 理由3:経験やスキルが不足していた
カインズホームのパートの面接での質問の答え方4つ
- 答え方1:志望動機
- 答え方2:以前までの職歴
- 答え方3:希望の勤務時間
- 答え方4:土日祝は出勤可能か
面接や仕事に関する評判について
- 評判1:時給は店舗によって異なる
- 評判2:パートから正社員になれる
- 評判3:ボーナスや福利厚生も充実している
- 評判4:面接の筆記試験で3桁の計算問題が出される
カインズホームのパートについて解説したが、家庭や子育てと両立して働きたいという女性にとって非常に制度の整ったパート先であることがわかった。
そしてカインズホームのパートに不採用にならないためには、受け答えやマナーに気を配り、シフトの柔軟性や経験をアピールする、または、それを補うだけの自分の長所ややる気を伝えることが重要だとわかっただろう。
この記事の内容を参考にして、カインズホームのパートに興味を持った方は自信を持って面接に挑んでみよう。