正社員は意味ない?正社員である3つの必要性とは?

今はフリーターや派遣社員として働いている人も、一度くらいは正社員として働きたいと考えたことがあるのではないだろうか。たしかに正社員雇用は、非正規雇用とくらべて収入や雇用が安定し、手当てや賞与などもあり魅力的と言える。

しかし一概に正社員といっても、勤める企業によって働き方や給与などの違いは大きい。果たして正社員で働くことに意味はあるのか、そんな疑問を持ったことはないだろうか。

本記事では正社員で働くことのメリットやデメリット、正社員である必要性などを紹介していこうと思う。正社員って意味ないの?といった疑問を解消する手助けができたら幸いだ。

正社員は意味ないの?メリット・デメリットはあるの?

正社員は意味がない?メリット・デメリットはあるの?

これから就職しようと考える中で、必ず一度は「正社員」で働きたいと考えるだろう。やはり正社員といえば雇用が安定し、パートやアルバイトよりも手当なども充実し収入も高いというイメージが強い。

しかし本当のところはどうなのだろうか?なんとなく正社員で働きたいと思っていても実際はどうなのかよくわからないという人もいるだろう。ここからは正社員でいるメリットやデメリットを紹介していく。ぜひ目を通してみて欲しい。

正社員じゃないといけない?

決して正社員でなくてはならないなんてことはない。昨今の働き方は多様化しており、正社員として企業に勤めることが正解ということはないだろう。 自分の置かれた環境によっては正社員で働くことが難しいこともあるからだ。働き方には人それぞれ正解があり、正社員でなくてはいけないということはない。

しかし正社員になりたいと考える人が多いのも事実だ。ではなぜ正社員で働くことが良いとされているのか。きちんと知る必要があるだろう。

正社員になるメリット

正社員で働くことのメリットは複数あると考える。しかしながら一番のメリットはやはり「安定している」ということではないだろうか。正社員は雇用期間の定めがないため、定年まで勤めることができる場合が多い。次期契約更新してもらえるのだろうか?といった不安がないのは嬉しいところだ。

また収入面でも安定していると言えるだろう。雇用期間が定められてないので、安定して長期間働くことができ、安定して給与が毎月もらえるのだ。昇給や昇格の機会もあり、賞与などもあるため得られる賃金は非正規雇用と比べて多いことが一般的だ。

そして賃金の他に福利厚生も充実していることが多く、その恩恵を受けられるのは嬉しいポイントだ。この福利厚生には健康保険や労災保険、厚生年金なんかも含まれている。この他にも住宅手当などを保証してる企業もある。

ただし必ずしもこれらすべてが当てはまるということではない。だが雇用・収入が安定しているということは、正社員で働くことのメリットだと言えるだろう。

正社員になるデメリット

では正社員で働くことにデメリットはあるのだろうか?

まず会社という組織に属するので、会社の指示には従わなければならない。そのため転勤や部署の移動が発生した場合、引越しを余儀なくされる可能性があるのだ。急な転勤で生活環境が変わるのは大きなストレスになるだろう。

また自分がやりたいと思った仕事を任せてもらえない可能性もある。この会社のこの仕事がしたいと思い入社したとしても、全く関係のない部署に配属されることもあるのだ。一般的には会社の辞令を断ることができない。こういった点は正社員で働くことにおけるデメリットになると言えるだろう。

零細、中小企業の正社員は意味ない?

これから働こうと思っている人も、現在の働き方で大丈夫なのかと不安に思っている人も少なくないだろう。やはり大手企業で正社員として働きたいと思う人は多いはず。

しかし大手企業は人気も高く倍率が高い。会社の数も中小企業と比べるとかなり少ないだろう。
なので日本人の大多数が零細・中小企業で働いていると言えるのだ。では大多数である零細・中小企業の正社員として働くことに意味はあるのか。メリット・デメリットを紹介していこうと思う。

零細企業

零細企業とは法律上の定期はないが、とても小さな会社のことを指す。設備や従業員、資本金などが少ないのだ。基本的に社員は数人程度であることがおいだろう。

メリット

少人数で規模の小さい企業なので、社員一人ひとりの影響力が大きい。自分が仕事で頑張ったことが即会社の利益に反映され、貢献できる場合も多いだろう。またそういった頑張りが、給与や賞与に反映してもらえる可能性も大きな企業に比べ高いだろう。

デメリット

基本的に小さな会社なので、大きい企業に比べると平均年収は低い。その割に社員一人あたりへの負担は大きく、行う作業も多岐にわたる傾向にある。そのため給料に見合ってないなどと感じる場合もある。 また少人数の社員なので自分と合わない、苦手な人と距離を置くことはできず人間関係にストレスを感じることも少なくないだろう。

中小企業

中小企業とは明確にその規模が定められており、日本の労働者の約7割程度が中小企業に勤めているとされている。

中小企業

出典元:中小企業庁

メリット

中小企業の多くは社会に必要とされる事業や技術を持っていることが多く、安定していることがメリットだ言える。中には替えの効かない事業を行っている企業も多く、大手企業とはまた違った安定性を持っている場合がある。

また会社が地域に根付いているため、転勤や転属なども少ない。転勤などはしたくないと考えている人には、大きなメリットになるだろう。

デメリット

やはり安定していたとしても、規模が小さい企業であることに変わりはない。なので給料が低いことも多いのだ。

また中小企業は確立された仕事内容でまわっていることが多い。社員もそこまで多くはないので、あまり変わり映えのしない環境に退屈だと感じてしまう場合もあるだろう。

正社員である意味はどちらにもある!

いくら小さな会社であってもやはり正社員で働くということに意味はあるだろう。では正社員である意味は何か?正社員である意味を3つほど紹介しよう。

まず1つ目は「社会保険が完備されている」ことだ。 社会保険(労災保険、雇用保険、厚生年金保険、健康保険)に加入できる。しかも会社が保険料を半分支払ってくれるのも嬉しいところである。 正社員であればこれらが完備されているので、病気やケガがあっても金銭的に不安が少ない。将来もらえる年金も多いので、老後への不安も少なく済むだろう。

2つ目は「社会的信用が高い」ことだ。 やはり正社員というだけで社会的な信用は高くなる。非正社員に比べて雇用も収入も安定しているからだ。 そのため住宅ローンやクレジットカードの審査も通りやすい。銀行から融資を受ける際も、非正規雇用と比べて正社員は多くの融資を受けられる場合が多いだろう。正社員として働いていると「ちゃんと返済してくれるだろう」と判断してもらえるのだ。 また引っ越す際、賃貸契約もスムーズにいく場合が多い。収入が安定しているため不動産での審査が通りやすいのである。

3つ目は「転職するとき有利になる」ということだ。 大手企業や条件の良い企業へ転職したいと考えた時、やはり正社員で働いていたということは有利になるだろう。正社員として働いてきたというだけで、責任のある仕事をしてきたと認めてもらえる。これは零細・中小企業であっても変わらないだろう。規模の小さな企業であっても、正社員として働いていた実績は企業にとって即戦力としてカウントしてもらえるのだ。

正社員は意味ない?正社員なくなるって本当?

正社員は意味ない?正社員はなくなるって本当?

ここまで正社員で働くことのメリットやデメリットを紹介してきた。やはり正社員で働くことは色々な面でメリットが大きいといえるだろう。

しかし今後、正社員と非正社員の差がなくなる可能性があるということはご存じだろうか?もしかしたら働き方にこだわる必要のない時代が来るかもしれないのだ。

正社員じゃないデメリットは?

正社員じゃないデメリットは?

これまで紹介してきたように、正社員でない場合のデメリットは多い。特に金銭面でのデメリットが多く、収入が低いことが顕著だ。何かと物価が上がり生活が苦しくなってきたと感じる昨今、収入が低いことで生活がままならないこともあるだろう。

しかし正社員であることで必ずしも余裕のある生活ができるとは限らない。だが正社員には社会保険や賞与などがあり、給与以外の金銭的な余裕が持てると考える。やはり収入が低いことにはかわりない。これは正社員じゃないことの最大のデメリットだと言えるだろう。

正社員である必要性

必ずしも正社員で働かなくてはいけないということではない。その人の生活環境によって、アルバイトや契約社員の方がメリットがある場合もある。

しかし正社員で働くということにメリットが多いのも事実だ。長い人生、将来のこともきちんと見据えてその必要性について考えていきたいところである。

正社員は意味ない?今後は意味なくなるって本当?

これまで正社員で働くことの意味を紹介してきた。正社員であることのメリットは多く、魅力的だと言える。 しかし近い将来、非正規雇用と正規雇用の待遇に隔たりがなくなるかもしれない。 「同一労働同一賃金」という制度を聞いたことはないだろうか?

同一労働同一賃金とは

同一労働同一賃金の導入は、同一企業・団体におけるいわゆる正規雇用労働者(無期雇用フルタイム労働者) と非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)との間の不合理な待遇差の解消を目指すものです。

現在、正社員と同じ仕事をしているのにも関わらず、雇用形態が違うというだけで賃金や待遇に差が生まれてしまっていることがある。これはその待遇の格差をなくそうという働きである。

同一労働だと認められれば賃金や福利厚生、休暇などが非正規雇用でも正社員と変わらない恩恵が受けられるようになる。正社員として雇用してもらえなかった人などにとっては、待遇の格差がなくなることは嬉しいことではないだろうか。

  • 正社員は社会的な信用が高くなったり、収入が高かったりと意味はある
  • 零細・中小企業であっても正社員というだけでメリットは大きい
  • 今後「同一労働同一賃金」の働きにより待遇の格差がなくなり、働き方が多様化する可能性も

どのような雇用形態を選択しても納得のいく処遇が得られるようになれば、必ずしも正社員である必要性はなくなってくるだろう。今後ますます働き方は多様化していくのかもしれない。しかし現時点では正社員雇用のメリットは大きく、正社員が意味ないとは言えないだろう。

今後の働き方をどうするのか?決めるのはあなただ。ぜひ後悔のない選択をして欲しい。